豊かな農山漁村を実現するため、経営と金融の側面からソリューションを提供する
かつての日本は、全国各地の工場が膨大な雇用を吸収してきましたが、現在では多くの企業は国際競争力を確保するために工場を海外に移し、地方では働く場が減り続けています。また農林水産業・農山漁村は、総じて農林水産物価格の低迷等による所得の減少、高齢化や過疎化の進展及び耕作放棄地の増加等により厳しい状況に直面しており、その再生・活性化が喫緊の課題となっています。
こうした状況に対応するため、2011 年 3 月「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律(通称「六次産業化・ 地産池消法」)が施行され、関連予算の活用もあって全国で多様な取組が広がりを見せています。
我が国の農林水産物の輸出額は、2012年の約4,500億円から、2019年には1兆円に届く勢いで増加しており、今後も世界的な人口増加、中間所得者層の増加等を考慮すれば、更なる成長が見込まれています。
当社は、こうした六次産業化や海外展開の取組みにより、若者が働きたいと感じる魅力的な農山漁村が一つでも多く増え、持続可能な成長を遂げるため、
経営・金融の側面から支援していきます。
新しく動き始めました当社にご期待頂きますとともに、ご指導ご鞭撻賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
代表取締役 米田 智明